地域福祉活動計画
おかがきまち お互いさまの地域(まち)づくりプラン
近年、私たちの地域での暮らしは、新型コロナウイルス感染症による多方面への影響や、昨今の物価高騰をはじめとした社会情勢が生活の厳しさに拍車をかけ、経済的困窮や社会的孤立など、これまで以上に深刻さを増した生活課題に直面しています。そして、それらの課題は複雑に絡み合い、育児と介護のダブルケアや、80代の親が50代の子どもの生活を支える「8050問題」など、複合的な課題を抱えた世帯が増加している現状です。
しかし一方では、これまで以上に “つながりをもつこと” や“人と人との絆(支えあい)”の重要性を実感し、地域ではお互いさまの気持ちをもって知恵と工夫を凝らした新たな取り組みも生まれはじめています。誰もがいつ抱えることになるか分からない生活上の悩みや不安と向きあい、「ともに生きる豊かな地域社会」をつくるためには、行政や社会福祉協議会、専門機関、事業者などによる重層的な連携はもちろんのこと、住民の皆様の【互助】の力が不可欠です。
このような現状を踏まえ、社会福祉協議会では、5年を期間とする『地域福祉活動計画』を第3次まで単独で策定してきました。平成30年には、第4次計画を町の行政計画である『地域福祉計画』と共に策定することで、理念・目標を共有してさらに連携を強めてまいりました。そしてこの度、地域福祉活動計画に加えて、高齢者福祉計画をはじめとする個別計画も包含した『福祉総合計画』として一体的に策定されたことは大変意義深く、心強く感じるとともに身の引き締まる思いです。
地域福祉活動計画には、福祉総合計画の基本理念である『つながり 支えあい 共に生きるまち 岡垣』に基づき、行政の役割、社会福祉協議会の役割に加え、住民・地域・事業者の皆様に期待される役割が記されています。皆様とのつながりを大切に、そしてそのつながりを力として、地域福祉の充実と活性化に努めてまいりますので、皆様のより一層のご理解とご協力、また様々な地域福祉活動への参加をお願いいたします。
結びに、本計画の策定にあたり、長期に渡りご尽力いただいた推進協議会の皆様をはじめ、貴重なご意見及びご協力をいただいた多くの皆様に心から感謝とお礼を申し上げます。
基本理念と基本目標
【基本理念】 つながり 支えあい 共に生きるまち 岡垣
【基本方針】 基本目標1.地域で支えあう仕組みづくり
基本目標2.関係機関が連携した支援の推進
基本目標3.地域活動を担う人材の発掘・育成
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岡垣町福祉総合計画【ダイジェスト版】 (4834KB) |